前回(A32)は資料作成で上司に確認する事を説明したよ。
資料作成もだけど、コンサルであれば、何か作業を行う前にやることがあるんだよね。
それは「アプローチを確認する」という事なんだ。
つまり、作業を始める前に、どのように進めるか?、大まかな道筋を考えるということだね。
(作業の実行)計画を計画するともいえる。
単に「段取り」といったりもするけど、まず、大まかな進め方を最初に考えることが重要だよ。
概要→詳細と計画することで、仕事を効率的に進めることができる。
例えば修学旅行の企画を考えるときに、思い付きでどこ行く?なんて考えるのでなくて、まず、企画自体の進め方を考えるんだ。
企画自体を考えないということは、修学旅行なら、車で行くのか電車で行くのかを確認せずに、いきなりスケジュールから考えるようなもの。
実際の仕事でも、このような進め方をすると、上司から「いきなり詳細作業に入るのはNG。まずは進め方を考えてください」と指摘されると思うよ。
なので、仕事を依頼されたら、まずは、仕事の進め方を考える。
仕事に取りかかる前に、まずどう考えれば仕事の答えが出るのか、その道筋を考えることが重要なんだ。
大まかにそのアプローチでいいのか、仕事の進め方の段階で合意を得てから、実際の具体的な作業に入るべきなんだ。
その進め方の検討にも高速PDCAを使うことも大事だよ。
例えば、マイホーム建築の場合、設計図と工程表を提示して施主の合意を得てから建設を始めるんだよね。
同様にコンサルティング会社では、設計図に該当する、提案書を作成してクライアントに作業内容の合意を得ます。
もし自分がクライアントだった場合、とにかくこういう結果がでれば、OKですよね?と、アプローチを説明されずに提案されてもOKとは言わないよね。
別の例だと、タクシーで家に帰るときに、どういうルートでもよく、時間もお金もいくらでもかかってもよい!とは思わないよね。
思わないし、実際、タクシーの運転手さんも、後からクレームを言われるのはイヤだから、大まかにこういうルートでいいですか?と確認をするよね。
同じように、コンサルタントが作る提案書では、最初に問題を解決する手順やアプローチを示して、全体像を俯瞰、理解してもらうようにするんだ。
何しろルーティンワークでなく、やったことないことをやるのがコンサルタント。
なので、細かい具体的内容はやってみないとわからないというのは本当なんだけども。
けども、問題解決のアプローチは「わかっている」んだ。だから問題解決のアプローチの仕方をクライアントに説明、理解してもらって、
それで実行のOKをもらうわけ。
つまり「アプローチ」というクライアントがOKを出せる情報を提供し、仕事を依頼してOKかNGかを判断してもらいます。
「できますx2」「信じてください」じゃ、クライアントも上司に説明できないからね。
最初にアプローチを考える理由、メリットとは?
この最初にアプローチを考えるという、仕事のアプローチには、複数のメリットがあるよ。
- 効率的な作業: アプローチを考えることで、作業を計画的に進めることができる。
どのような手順や方法を使って目標に向かうかを事前に考えることで、作業の全体像が見えてくる。
これにより、無駄な時間や労力を省くことができる。 - 問題解決力の向上: アプローチを考えることは、問題解決のプロセスそのものを考えるということ。
どのような方法や手順を使って問題にアプローチするかを考えることで、より効果的な解決策を見つけることができる。
また、複雑な問題に対しても段階的なアプローチを考えることで、解決の道筋を明確にすることができる。
さらに、解決の道筋を明確にすることで、問題そのものの明確に、関係者のズレがなくなってくるんだ。 - 合意形成の促進: アプローチを考えることは、他の人との合意形成にも役立つよ。
作業やプロジェクトに関わる人々が共通の目標や手順に合意することで、円滑なコミュニケーションや協力が可能になる。
アプローチを明確にすることで、意見の相違・ズレや混乱を避けることができる。 - 質の向上: アプローチを考えることは、作業やプロジェクトの質を向上させる手段ともなる。
十分に計画や手順を考えることで、ミスやエラーを予防することができる。
また、事前の考察や分析を通じて、より良い結果を得るための別の問題の発見や新しい戦略を見つけることができる。 - 自己成長: アプローチを考えることは、自己成長の機会でもあるよ。
新しい方法や手法を探求したり、自分の考え方や問題解決能力を磨くことができる。
アプローチを考えることで、自分自身のスキルや能力の向上につながる可能性が高いね。
これらのメリットからも分かるように、アプローチを考えることは仕事はもちろん、日常生活において重要なスキルとなるね。
まとめ
そもそもコンサルタントは情報を知識をたくさん持っているからコンサルタントではないんだ。
多くの情報や問題に「共通する・抽象度の高いシンプルな法則」を知っているからコンサルタントなんだ。
だから、その問題の具体的な知識を持ってなくても、抽象度が高い法則を使って分析できて、問題解決ができるってこと。
効率的な作業や問題解決、円滑なコミュニケーション、高い質の成果を得るために、今回説明した「アプローチ」、つまり問題解決の戦略・・・を意識して考えることが大切だよ。
今回の学びをまとめると、
・まず、作業にいきなり取り掛からない。
・アプローチを考えて、上司のフィードバックをもらう。
この2つだね。
今回は以上となります。お疲れさまでした。